事務所開設(奮闘)記
「奮闘」なのか、ただの「バタバタ」なのか
「奮闘」なのか、ただの「バタバタ」なのか
今も昔も建築系の学生であれば、誰しも「いつか将来、自分の設計事務所を開設するかも」と一度は想像したりするのではないでしょうか。
私も学生時代からそんなことを考えていた一人でした。今回の開業にあたっても、「設計技術全般、建築法規、積算から工事監理といった実務をしっかりこなせれば大丈夫」くらいに思っていました。
しかし、いざ準備を始めて痛感したのは、「建築実務経験・スキルだけでは全然足りない」という現実でした。
考えてみたら当たり前なのですが、事務所を開くというのは「個人事業主として独立・起業する」ということなんですね。恥ずかしながら、そのあたりの認識・心構えがスポッと抜けていました。
いざ準備を始めると、財務・税務、社会保障の知識や、税務署への開業届など、想定外の要準備事項が次々と押し寄せてきます。青色申告承認書提出が要るといわれても、まず「複式簿記って何ですか?」「インボイス登録?」というレベルで頭を抱えています。
それでもこの時代、頼りになるのがAIの存在です。まだまだ知ったかぶりも多いAIですが、ここで頼れるのはAIくらい。色々と教えてもらいながらの匍匐前進。
きょう立秋。残暑お見舞い申し上げます。こちらはなんとか準備作業も終盤に差し掛かってきた(はずの?)今日この頃です。例年以上の猛暑が続きます。どうぞ皆さま、ご自愛頂きますよう。(2026年8月7日)
写真:準備中…
「菟波良(うわら)」は、神戸市東部から阪神間西部にかけての地域を指す古称に由来しています。かつては六甲山の南麓、東は西宮神社(西宮えびす)周辺から西は三宮・元町周辺に及ぶ広範なエリアを指していました。
文献上の初出は、天平2年(730年)の『住吉大社神代記』に引かれた行基年譜に遡ります。その後も『万葉集』では「宇奈比」「菟原」、『和名抄』では「宇波良」と表記されるなど、時代や文献によって「うはら」「うねひ」といった様々な読みが与えられていました。語源は「海に面した野原」とする説が有力ですが、漢字が示す通り、かつては多くのウサギが駆け回る土地であったのかもしれません。
私たちのシンボルであるうさぎのアイコンマークは、この歴史ある土地柄とウサギの縁にちなみ、伝統的な兎紋を現代の感性でリデザインしたものです。(2026年8月9日)